2月16日
晴れのち曇り,南東風弱い,最高気温18℃

倉崎ビーチ
(波:0.5m以下,うねりほとんどなし,透明度:まずまず,水温:21℃,最深17m,ダイブタイム85分くらい,ポイントリサーチ)

BBSでオニヒトデのはなしを少し書きましたが,実は,倉崎に一人で潜る目的の3分の1くらいはオニヒトデの駆除だったりしてます。(ちなみにあと3分の2はもちろんリサーチと撮影ですが・・♪)

倉崎のオニヒトデは今のところ決して多くはないんですが,なにせサンゴ(ミドリイシ類)が少ないので,わずかなオニヒトデでも油断すると,たちまち1エリアのミドリイシが食い尽くされてしまいます。
少しでもミドリイシがあれば
アカメハゼのような人気生物も見られるので,
残りわずかなミドリイシは大変貴重です

2月13日のログに載せた「マイ通称ハクセンフタイロサンゴハゼのいるサンゴ」も,ねばえばさんのご質問に回答させていただいたように,オニヒトデに喰われて白化したものと思われます。ちなみにオニヒトデにサンゴの一部(4分の1以上くらいかな?)でも喰われてしまうと,白化が進行し,そのサンゴは死んでしまうことが多いようです。まったく忌々しいオニヒトデです。

というわけで,広大な倉崎ですが,できるだけ1ヶ月に1度は全エリアを見るようにしています。

今日も,倉崎北側から湾中央方向に広がる大きな根をひと回りして,オニパト(オニヒトデ駆除パトロール)してきましたが,1匹も見つからず!ほっ&よっしっや!

で,帰りは気をよくしてメインで潜る東側の砂地を軽くリサーチ。ログでおなじみ「新参ヒメオニハゼ」くんは今日も健在でした。
新参ヒメオニハゼ
寒いためか背鰭に元気が無くだらんとしてますが,
背鰭棘(が先端)は今日もビュンと伸びてました
北側にオニヒトデはいなかったし,新参ヒメオニハゼは健在だし,でホクホクで帰ろうと思ったのもつかの間,この後忌々しいオニヒトデを2匹発見(げっ)。

今年の夏の高水温も心配ですが,オニパトも継続せねば!