6月13日
晴れ,南東風弱い,最高気温27℃

倉崎ビーチ
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:イマイチ,水温:26〜27℃,ダイブタイム2時間半,最深13m,ポイントリサーチ)

梅雨の中休み,今日はかなり晴れ間が広がり良いお天気でした。

3日ほど島外に出ていて久々(4日ぶり)の倉崎だったので,広く浅くにまわりながら気になるハゼもチェックしました。

まずマイ通称・ハクセンフタイロサンゴハゼ5月19日ログに書いたように,いままで小さい個体しか見つからず大きい個体を探索。すぐに数匹のハクセンフタイロサンゴがいるミドリイシがありました。下画像はそのうち2個体。
マイ通称・ハクセンフタイロサンゴハゼ
全長は左1cmくらい,右2cmくらい
小さい個体は体側に白点が見られ(上画像左個体),やや大きな個体ではハクセンになる(上画像右個体)という特徴は5月19日ログに観察したハクセンフタイロサンゴハゼと同じでした。

そして同じサンゴにやや大きな,上2画像の個体が成長した姿ではないかと思われる個体がいました。
ハクセンフタイロサンゴハゼのたぶん成魚
ゴビオドン・マルチリニアタス?
全長3cmくらい
成魚らしきこの個体もハクセンが一番上画像右個体と同様に見られ,ハクセンフタイロサンゴハゼの特徴を示していますが,青い横線がエラ付近で終わらずに尾部の方まで続いているところは幼魚には見られない特徴です。
これらの特徴からはこのコバンハゼは「日本のハゼ」のコバンハゼ属の1種‐8(ゴビオドン・マルチリニアタス?)にどうもなりそうです。

そっか!マイ通称・ハクセンフタイロサンゴハゼゴビオドン・マルチリニアタス(似)だったのか!1つ不明種が解決して良かった!!・・と,思ったんですが,いままで撮った画像を見比べると,どうも2タイプあるような気がします・・・それについては長くなるのでニュースに書きました。

さてもう1種。はじめて見るイソハゼがいました。
イソハゼ属の1種
「日本のハゼ」のイソハゼ属の1種‐10に似ています。赤めの体色が結構きれいなイソハゼでした。