倉崎ビーチ (波0.5m以下,うねりなし,透明度⇔:良い,水温:25℃,ダイブタイム3時間弱,最深9m,ポイントリサーチ) 他店の講習のお手伝いをする予定でしたが急遽キャンセル。時間ができたので倉崎でちょっと気になるマイ通称ハクセンフタイロサンゴハゼを見てきました。 5月11日に見たところへ行こうかと思ったんですが,途中の浅いところにも居たのでそちらでウォッチ。 直径40cmくらいの半分白化しかけているミドリイシにハクセンフタイロぽいのが3〜4匹くらい。サンゴ枝が密で中がよく見えないのと,ハクセンフタイロぽいハゼや後述のコバンハゼsp.がちょこちょこ動きまわるので正確な匹数はわかりませんでした。 数匹のハクセンフタイロの中で一番出がよく見やすかったのが下の個体。
同じサンゴに居た上の個体より少し大きい個体は白点列が一部ハクセンになってました。
今日見た感じではハクセンフタイロは,小さい時期はコバンハゼsp.(ゴビオゴン・プロリサス)ととてもよく似ていて,少し大きくなるとハクセンフタイロの特徴(白点が一部ハクセン,体高がやや高い)になる,と想像できそうです。 ハクセンフタイロは, @コバンハゼsp.(ゴビオゴン・プロリサス)なのか? Aフタイロサンゴハゼの幼魚なのか? Bどちらでもないのか? 依然答えはわかりませんが,ハクセンフタイロのもっと大きな個体(4cmくらい)を見つけてプロリサスやフタイロサンゴハゼと比べるか,大きなハクセンフタイロが見つからないときは2cmちょっとのハクセンフタイロが成魚なのかどうかを調べてみたいところです。 ところで,このサンゴには体に白点もハクセンもないオレンジのコバンハゼsp.がペアでいました。
このコバンハゼsp.の幼魚と思われる個体も同じサンゴに多数見られました。下画像はそのうちの3個体。
ちなみにこのサンゴにはイソハゼもいろいろ居ました。コバンハゼ見る合間に1枚ずつ撮ったので載せときます。
さらにこのサンゴにはエビカニもたくさん居て・・・結局ひとつのサンゴに2時間以上へばりついていて・・・講習の予定が超ヘ●●イダイビングになってしまいました(汗) |