5月13日
曇りのち雨,南のち北西風弱い,最高気温26℃

倉崎ビーチ
(波0.5mくらい,うねり浅場少々,透明度:良い,水温:25℃,ダイブタイム83分,最深18m,ポイントリサーチ)

今日も外海で作業ダイバーをしていたんですが,午後から風向きが北西に変わり,にわかにうねりだしたので作業は中止。

帰りに,倉崎ならまだ穏やかだろうとちょっとリサーチに寄りました。

5月11日ログのハクセンフタイロサンゴハゼ(マイ通称)も気になるところでしたが,4月30日ログのオニ&ホタテツノ系ハゼを見に砂地へ。

まず,通称カワリオニオニハゼが同居か??の巣穴をチェック。ここは,はじめカワリオニが見られ(4月21日ログ)その後,出ていたのはオニハゼだった(4月30日ログ)という巣穴。だからひょっとしたらカワリオニオニハゼが同居しているかも??と安易に期待しているところなんです,が・・・今日も出ていたのはオニハゼのみ。
オニハゼとコトブキテッポウエビ
レアな組み合わせでは(?)
このオニハゼ,警戒心が極めて強いんですが(オニハゼは一般的にそうですがさらに),粘ってコトブキテッポエビと一緒の証拠写真を撮ってみました。

カワリオニはもういないのか?また見に行ってみたいと思います。

一方,4月30日ログでご紹介のペアになった長老ヒメオニハゼ,今日もやはりペアでした。
ヒメオニハゼ・ペア
左が新参ヒメオニ,右が長老ヒメオニ
4月30日ログでは,どちらにも背鰭棘の極端な伸長がなく雄ではないのでは?と書きましたが,今日よーーく見てみると新参ヒメオニくんの背鰭棘がここ2週間で若干伸びたような・・・微妙なところですがどうでしょう(気のせい?笑)
4月30日撮影 5月13日本日撮影
新参ヒメオニくんの第一背鰭棘(が先端位置)
気のせいでなく背鰭棘が伸びはじめ,幼魚だった新参ヒメオニくんの雄の二次性徴だとしたら,今年はヒメオニの雌雄ペアをはじめて観察できそうで楽しみです。

この他,ここの砂地で見られた「お!」と思ったハゼ2種をさっとご紹介。
まず通称クモハゼモドキ
ハゼ科の1種
通称クモハゼモドキ
倉崎の砂礫地でよく見かけますが,-10m以深で見たのははじめてです。

もう1種はツマグロサンカクハゼ
ツマグロサンカクハゼ
ようやくログ初登場
ツマグロサンカクハゼは,私が奄美に移住した年(4年前)には倉崎の砂地でよく見かけましたが,その年がたまたま多かったのかその後ほとんど見かけず(あ,湾内のボートポイントではいつも見ますが)。今日見たのが倉崎では3年ぶりくらい?かな。ツマグロサンカクは背鰭をピコピコ動かす仕草がかわいく,ちょっとした人気ハゼでもあるので,今年は久々にたくさん出るといいんですがね。