3月28日
晴れ,北風弱い,最高気温20℃(最低気温16℃)

倉崎ビーチ
(波0.5mくらい,うねりほとんどなし,透明度:良い,水温22℃,最深28m,ポイントリサーチ)

倉崎の水温も真冬の20℃から22℃に上がり,いよいよ海中も春本番といったところです♪

この時期,繁殖関連や越冬などいろいろ気になるところですが,ノコギリホシハゼの倉崎(奄美大島北部)初越冬を確認してきました。

昨年11月に倉崎ではじめて見つけたノコギリホシハゼ今年2月25日まで順調に居着いているのを確認。

その後,晩冬(から初春)の1か月間見に行っていませんですが,いかにもノコギリホシハゼが居そうな環境に,数個体ごく自然に(=いかにも前々から居着いていそうな感じで)見られていたので,たぶん今日も居るだろうと思っていました。

で,やっぱり!無事越冬確認♪
ノコギリホシハゼ
倉崎(奄美大島北部)初越冬を確認
2画像別個体
せっかくの越冬確認時に上画像のような酷いアングルしか撮れずに残念(苦笑)。

帰りに3月25日に見た「成長(=フタイロサンゴハゼになるかどうか)が気になる」マイ通称ハクセンフタイロサンゴハゼをちょっとチェック。

脊柱上に白点(白線にならず),体側青横線は尾部まで,と3月25日に見た時と同じ状態でした。まあ3日くらいでは変わらないのは当然か。
マイ通称ハクセンフタイロサンゴハゼ
同一個体別カット
3月25日と斑紋の特徴は同じ

このサンゴにはフタイロサンゴハゼ成魚のペアがいる,と3月25日ログに書きましたが,今日は(3月25日には気付かなかった)フタイロサンゴハゼの小さめ(全長1cm未満)幼魚も見られました。
フタイロサンゴハゼ幼魚
上と同じサンゴに
フタイロサンゴハゼの成魚ペアだけでなく幼魚も見られ,このサンゴの優占種は明らかにフタイロサンゴハゼのようです。

そのサンゴに混じっているマイ通称ハクセンフタイロサンゴハゼ(2つ上画像の個体)が,これから予想通りの斑紋変化(脊柱上に白点が消える&尾部の青横線も消える)が起こりフタイロサンゴハゼになるのか,あるいは予想に反して脊柱上の白点が一部白線に&尾部の青横線が尾柄部まで増えてゴビオドン・マルチリニアタスになるのか,見てみたいところです。