2月7日
曇り一時晴れ,北西風やや強い,最高気温14℃

倉崎ビーチ
(波0.5mくらい,うねり浅場大,透明度:厳しめ,水温20℃,最深28m,ポイントリサーチ)

昨日今日と気温の上がらない日が続いています。

奄美大島は,年末年始に一度寒さのピークが来ましたが,その後1か月間,比較的暖かい日が続いていました。本州は厳冬らしいですが,奄美は暖冬気味だな〜と思っていたところ,ここ最近2度目の寒さのピークが来ている感じです。

倉崎の水温も1月下旬までは22℃くらいあり例年より高めでしたが,最近ガクっと落ちて今日は20℃。例年通りの冬の水温に落ち着いてきました。

さて今日は久々に晴れ間が出て日も差したので,ちょっと気を良くして倉崎を広めにまわりました。

目新しい生き物には会えませんでしたが,ちょっと「お!」思ったのが下のヨリメハゼsp.
ヨリメハゼ属の1種・同一個体別カット
全長6cmくらい
(たぶん「日本のハゼ」のヨリメハゼ属の1種-3)

このハゼ,比較的定番系ですが「お!」と思ったのはその大きさ!全長6cmくらいありました。

「日本のハゼ」ではこのハゼの全長が2.5cmとあり,倉崎でもいままでそのくらいの大きさの個体を見ていました。この個体は倍以上!なんか表情もフテブテシイそうに見えるような・・・。

このビッグなヨリメハゼsp.のすぐそばには通称クモハゼモドキもいました。
通称クモハゼモドキ
全長2.5cmくらい

以前にクモハゼモドキヨリメハゼ類を捕食しているところを見たことがあり,クモハゼモドキヨリメハゼ類の天敵,というイメージなんですが・・・
クモハゼモドキに喰われるヨリメハゼsp.
クローズアップ」より引用の参考画像
5年くらい前に撮影

今日のヨリメハゼsp.クモハゼモドキは完全に大きさが逆転しているんで,むしろクモハゼモドキの方が(喰われると思っているのか)近づこうとしないように見えました。