倉崎ビーチ (波0.5mくらい,うねり浅場のみ少々,透明度⇔:-20mまでかなり良い,-20〜-25mまずまず,-28m以深厳しい,水温:-10m以浅27℃,それ以深26℃,最深32m,ダイブタイム70分くらい,ガイド) 緩やかな北風で海中はきれいそうだったのと,ゲストがヘビーリピーター(2年3ヶ月で10回目のご来店)のOさんだったので,ちょっと(だいぶ?)マニアックダイブするかと,久々に「底の底」に行ってみました。 上の海況欄に書いたように-20mを過ぎたあたりまでは予想通りかなりきれいだったんですが,底の底だけ煙幕を張ったようにモクモク(苦笑)。 あまり長居できる状況ではなかったですが,せっかく来たので赤いヤギにつくホソガラスハゼなどを撮ってもらい,その間私はまわりの砂泥底をウォッチすると・・・お〜!!2年ぶりに見るハゼが!・・・それはイトヒキハゼ属の1種。
10月16日追記: まずはゲストのヘビーリピーターOさんにイトヒキハゼ属の1種の貴重な画像を2枚拝借!
世界の名だたる泥ポイントを潜り込んみ(←リンクより引用)たくさんハゼを撮っているOさんも見たことがないハゼとのこと。 ダイビング後このハゼについてOさんとあれこれ話しましたが,Oさん曰くシゲハゼ(「日本のハゼ」p.323)に一番近いとのこと(千葉から高知までの日本固有種シゲハゼを残念ながら私は見たことがありません)。 約100万年前に琉球列島は中国大陸から分断され,琉球列島に残ったアユはリュウキュウアユに分化したように,このイトヒキハゼ属の1種もシゲハゼが琉球列島(ひょっとして奄美大島北部だけ?)にとり残され分化したアマミシゲハゼなのかな??・・・なんて,想像力を思わずたくましくしてしまうハゼなのであります♪ このイトヒキハゼ属の1種だけでもダイコンが許す限り「底の底」に居たくなるわけですが,Oさんは「底の底」でしっかりホソガラスハゼまで撮影!凄い!
ちなみに,浅場で窒素抜きをしている間はコバンハゼなどを撮ってもらいました。
倉崎ビーチ (波0.5mくらい,うねり浅場のみ少々,透明度⇔:-20mまでかなり良い,-20〜-25mまずまず,-28m以深厳しい,水温:-10m以浅27℃,それ以深26℃,最深20m,ダイブタイム70分くらい,ガイド) 2本目も倉崎で。方向を変えてレタスサンゴへ。 レタスサンゴといえば,アカスジウミタケハゼが幅を利かせている中で,それ似の近似種もいます。
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