2月21日
晴れ,北風午前やや強い午後弱い,最高気温18℃

倉崎ビーチ
(波0.5mくらい,うねり浅場少々,透明度:-5m以深まずまず,浅場厳しい,水温:21℃,ダイブタイム93分,最深19m,ポイントリサーチ)

昨日のリサーチ中に,12月のニュースに載せたオスジイソハゼらしきハゼをちらっと見かけました。昨日はさっとサンゴ岩の陰に引っ込まれてしまいその後出ず仕舞い。今日もう一度行ってみました。

行って見ると「お,いるいる!やっぱりオスジだ」そーっと寄ってまずログ&証拠写真用にデジカメで1枚撮影。
オスジイソハゼ
昨年12月に続き2個体目を発見
12月に出たのは1cmあるかないかの幼魚らしき個体でしたが,この個体は全長2cmくらいで成魚のようです。目の周りの放射線状の斑紋や尾鰭の「尾スジ」も12月に出た個体よりも若干はっきりしています。

警戒心はやはり少し強く,近づくとさーっとチヂミトサカの陰に隠れようとすることがしばしば。
隠れようとするオスジイソハゼ
のところがオスジイソ
でも今日はオスジイソくん,機嫌が良いのか引っ込んでもすぐに出てきてくれ,ゆっくり行けば105mm等倍まで寄らせてくれもしたので,ポジも20枚以上撮りました♪

このオスジイソがいるところは小さなサンゴ根で,根の上や周囲には数え切れないくらいのハナグロイソハゼも見られます。
ハナグロイソハゼ
この根の大多数派
ハナグロイソは数匹集まって(半径5cmくらいの中に3〜5匹以上の)ハーレムを作っているようですが,オスジイソはやはりハナグロイソの集団には溶け込めないようで,周りはポカンと空いてちょっと孤独な感じにも見えました。

ちなみにこの根ではイソハゼがもう1種。アカイソハゼも1匹だけですが見られました。アカイソハゼの居場所はこれで5箇所目くらいかな?
アカイソハゼ

オスジイソハゼ近くのチヂミトサカにアカメハゼが乗っていました。ソフトコーラルに乗っているのを見たのははじめてかな?
アカメハゼ
チヂミトサカに
地味なイソハゼ類ばかりを見た後にアカメハゼを見ると「アカメってやっぱきれいだよなあ〜」と改めて思います(笑)。