2月16日
曇り一時弱い雨,南風弱い,最高気温23℃

倉崎ビーチ
(波,うねりほとんどなし,透明度:全域良い,水温:21℃,ダイブタイム72分,最深32m,ポイントリサーチ)

2月10日から5日間ほど所用で関東に行っていました。関東は意外に暖かかったんですが,戻ってくるとこっちは暑いくらい,今日も最低気温で20℃あり春の陽気でした。

暖かい日が続いていたので,倉崎の水温がちょっと上がっているだろうな→寒さに弱めのハゼも出てるかも?→じゃあオニツノハゼ見れるかも♪??,と懲りずにまた「底の底」を見てきました。

入ってみるとやはり水温は浅場から深場まで全域21℃とこの時期としてはやや高めで,深場の透明度⇔もまずまず良く,期待が膨らみましたが・・・ニュウドウダテハゼイトヒキハゼsp.など他のハゼの出具合は良かったものの,結局オニツノハゼは見られず,残念。やっぱりもう少し水温が上がらないとダメなようですね。

最近のログなどで,オニツノハゼ探しついでに「底の底」の他のハゼや生物をちょこちょことご紹介していますが,今日も2種をご紹介。まずアオハチハゼ
アオハチハゼ
アオハチは,7月〜4月まで比較的普通に見られる湾奥深場の代表的泥ハゼですが,倉崎では水深20m前後くらいの砂泥地に多く,ここ「底の底」では少数派です。

もう1種,ガラスハゼsp.
ガラスハゼ属の1種
上の画像は1月26日ログのホソガラスハゼ幼魚と同じヤギで撮リました。このヤギとたぶん同じ種類のヤギで以前にホソガラスハゼを撮ったので「このヤギにつくガラスハゼ=ホソガラスハゼ」と思っていました。

しかし上の画像のガラスハゼは,体側の赤褐色横帯が不明瞭で尾鰭基底にほとんど斑紋がないことからホソガラスハゼよりも「日本のハゼ」のガラスハゼ属の1種2に似ているような気がしますが・・・(まったく自信なし)。

ちなみに「日本のハゼ」のガラスハゼ属の1種2に少し似ているハゼは以前に倉崎で流木についている個体を見たことがありました(→ガラスハゼ属の1種)。その流木の個体とこの個体も別種のような・・・? ガラスハゼ属も難しいです。