「底の底」にある赤いヤギ類にタイワンマトイシモチ幼魚が見られました。
この赤いヤギ類には以下のようなエビがたまに出るので,行くたびに覗いています。
で,今日の「底の底」リサーチでもこのヤギを覗いてみると,エビはクラゲエビはポツポツ付いていた程度。 ( クラゲエビについてははこちらをどうぞ→エビカニトピックス「クラゲエビとアカスジカクレエビ」) しかし,なかの方をよく見ると見慣れないテンジクダイの幼魚が見え隠れしていました。
深場の枝サンゴ間に隠れるテンジクダイ類といえば,ヒカリイシモチのなかまを思い浮かべます。 当地で見られるヒカリイシモチ属は主に以下の2種。
タイワンマトイシモチ自体は初見ではなく,一昨年に河口域で何度か(何匹か)見れました。 河口域ではごく浅い(水深2メートル前後)のノコギリガザミ類の巣穴付近で見られました(下画像)
-32メートルの枝サンゴ間と-2メートルの河口にできたノコギリガザミの巣穴・・・,タイワンマトイシモチって生息環境が幅広いというか,普通の魚が棲まないようなところを好む,魚マニア好みのマニアックな魚ですね! |