奄美大島のハゼ最新情報

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奄美大島初記録のイソハゼ属未記載種 7/9/2004

イソハゼ属の1種

ガレラビーチ,水深約7m
フタボシイソハゼ
6月26日のガレラビーチ・ログに載せたイソハゼ属あるいはガラスハゼ属の仲間かと思われた個体(写真左),ハゼ研究者のTSさんに見ていただき,奄美大島からは正式な記録のないイソハゼ属の1種(未記載種)Eviota sp. という回答をしていただきました。
このハゼは,同所的に存在しているフタボシイソハゼ(写真右)と比べて,尾柄部が点状に赤くなることや体に白い斑点があるで一見似ていますが,TSさんによると,このイソハゼ未記載種の以下の特徴で識別できるとのことです。
@体高が低いA吻が長いB唇が赤いC尾鰭基底の黒色斑が正方形であるD尾部の体側に微小白色点が散在(フタボシは背面と胸鰭近くなどのみで全体的にはない)。