やや湾奥 (波0.5mくらい,うねりやや大,水温:-20m前後まで29℃,ポイントリサーチ) 先日トンガリハゼsp.(「日本のハゼ」のトンガリハゼ属の1種-4)がペアリングしているのをはじめて見たので,今日は求愛か何か繁殖関連行動が見れないかなあ〜♪とイソイソ行ってきました♪ が,今日はトンガリハゼsp.のペアも求愛も見れず仕舞い。残念(汗)。 でも巣穴から顔を出しているトンガリハゼsp.がいました。
そしてこの巣穴から顔を出すトンガリハゼsp.の1メートルくらい横では,もう1種のトンガリハゼsp.(「日本のハゼ」のトンガリハゼ属の1種-3)が卵を保護中でした。
この「日本のハゼ」のトンガリハゼ属の1種-3は,砂地に落ちている手頃な大きさのゴミ(落ち葉,木片,貝殻など)に卵を産み付けるんですが,先日,クローズアップレンズをちょっと砂地に置いていたら,産卵床に使えそうか物色されたことがありました(笑)
ちなみに,近くにコシオリエビのなかま(下画像↑)が付いている木片もありましたが,卵は産み付けられていなかったです。コシオリエビのなかまのような卵の天敵が居ては,さすがに産卵床に不適格のようです。
このコシオリエビのなかまはインドネシアで撮られた写真が図鑑(Debeliusの緑色の)に載っていますが,当地ではレアもののようで,今年はじめて見ました。 はじめて見た,といえば,ここの近くで,奄美大島ではじめてヨソギ(トゲカワハギかもしれません)を見ました!
たぶん伊豆では普通種だと思いますが(私も昔伊豆で見ました),奄美にもいるんですね〜。 2013年5月16日後記:このカワハギのなかまは第1背鰭が大きく棘が多数あり,腹部(腰骨)に大きな鞘状鱗があるようにも見えるので(?)トゲカワハギかもしれません。 |