やや湾奥 (波0.5m以下,うねりほとんどなし,透明度⇔まずまず,水温:浅場25℃,深場24℃,ポイントリサーチ) ここ数日は梅雨空が戻り,連日の雨でした。 予報では,梅雨もそろそろ(来週早々?)明けるかもしれません。 今年の奄美大島の梅雨は,平年より少し雨量が少なめかな(?)と思っていましたが,今週の雨続きで,平年並みかそれ以上の雨量になったんじゃないでしょうか。まあ梅雨の雨量は少なめよりは少し多いくらいが,何かと良いので,まずまずの梅雨だったといったところでしょうか。 さて,雨続きで川やタイドプールは厳しそうだったので,普通の海ポイントを見てきました♪ 海で今,気になるものは,まあいろいろあるんですが・・・まずはホタテツノハゼsp.(「日本のハゼ」のホタテツノハゼ属の1種−5」)。 6月4日に見た時は第1背鰭が裂けていました(6月4日ログ)。その後,ガイドで2度行きましたが,やはり裂けているままのようでした(まあ急に治らないでしょうけど・・)。 6月4日に見た感じではオニハゼとケンカして背鰭が裂けたのかも(?)と思っていました。 が,今日行って撮ってみると・・・
今日見た上画像の個体と6月4日の個体は若干斑紋が違うんですが,第1背鰭の裂け方を比べて見ると・・・
第1背鰭の裂け方を比べると,6月4日の個体と今日見た個体は同一個体かもしれませんね〜。 ということは,6月4日(ころ)に第1背鰭の2棘目と3棘目の間から裂けはじめ,今日までに1棘目と2棘目の間も裂けて,しかも第1背鰭棘(とくに1棘目)が伸びて,すっかり♂の第1背鰭になった,ということかもしれません。 この個体を見つけた5月25日から今日までの成長過程(第1背鰭の変化)を並べてみると・・・
この成長過程(第1背鰭の変化)は想像の域を脱しないところもあるんですが,とりあえずこのホタテツノハゼsp.の♂を見れたのはほぼ5年ぶり!♪ ♀の成魚も現れて早くペアにならないかな〜。まわりに幼魚もいるしペアの期待大です♪ 帰りに窒素抜きがてら,6月1日ログに載せたマイ通称・ハクセンフタイロサンゴハゼも見てみました。 このハゼも成長過程が気になるところですが,今日見たところではまだ変化なし。
ちなみにこのマイ通称・ハクセンフタイロサンゴハゼはすでに2匹でサンゴ内にいます。
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