5月15日
快晴,東南東風やや強い,最高気温26℃(最低気温19℃)

タイドプール
(水温29℃,ポイントリサーチ)

先週後半にあった海の調査のバイトで潜ったリーフの近くに,よさげなタイドプールがあったので,そこを見てみました。

タイドプールのハゼといえばまずはクモハゼ類。ここでもクモハゼ(ザ・クモハゼ)スジクモハゼがちらほら目につきました。
(たぶん)スジクモハゼ
見つけた当初は第一背鰭下の鞍状斑が印象的でスジクモハゼには見えませんでしたが,
帰宅後画像を見直すと,どうもスジクモハゼのようです。この鞍状斑は数分のうちにかなり薄くなりました(下画像)。

けんかしているスジクモハゼをはじめて見れたのはちょっと収穫でした。
けんかしているスジクモハゼ
上画像下のほうのスジクモハゼ

タイドプールのハゼといえばイソハゼ類も! ここでは大きめのイソハゼ(ザ・イソハゼ)を久々に見ました。
イソハゼ

ここのタイドプールはイソギンポのなかまが数種類,激しく求愛していてそっちもかなり気になってしまいました。とりあえずここの主なイソギンポもメモ撮りしました。

まずは求愛していた3種類。
シマギンポ
♂の婚姻色(求愛時は顔がもっと黒くなります)
クモギンポ
の婚姻色が薄れたところ
(2010年4月11日訂正)
タマギンポ
♂・右画像は婚姻色
タマギンポ婚姻色♂(上右画像の個体の全身)

求愛は見られなかった下のイソギンポ科2種も。
ニセカエルウオ
イソギンポ科の1種

皮弁がなく,背鰭と臀鰭が尾鰭の一部とつながっているようにも見えるので,
ひょっとするとカラスギンポ幼魚の黄化??

お初のタイドプールは,ハゼよりも「イソギンポ求愛のタイドプール」といった感じでした♪