やや湾奥 (波0.5mくらい,うねり浅場あり,透明度⇔:まずまず,水温:22℃,最深10m,ポイントリサーチ) 昨日まで5日ほど穏やかな天気が続いていましたが,今日からしばらく天気は下り坂のようです。 朝から雨でしたが,明日以降もっと荒れてきそうな予報だったので,気になるハゼを探しに行ってきました。 その気になるハゼとは年末のガイド中にゲストのnobさんが撮られた下の個体。
特徴的だな〜と思ったのは,上画像↑で示した腹部から尾部にかけての7つほどの白斑列。何かの幼魚でしょうが,こんな斑紋を持つハゼは見たことがない!,と思っていました・・・。 nobさんが撮られたあたりでよく見る砂泥底のハゼは,ヤツシハゼ,ケショウハゼ,トンガリハゼのなかま2種類,マダラハゼ,そしてハラマキハゼ,といったところ・・・どのハゼもこんな斑紋はない!(断言)と思いつつ,その場所に到着・・・。 で,すぐにヤツシハゼの全長1.5cmあるかないかの幼魚がいたので,とりあえずコンデジで撮り,画像を見てみると・・・お〜!
nobさん,わざわざ画像をお送りいただくなど,私の勉強不足でお手数おかけして失礼しました(反省,超大汗)。 ヤツシハゼ幼魚のこの白斑列(上画像↑)は,成魚にはなかったはず!と近くにいた中で一番大きめの全長4cmくらいの個体を撮ってみると・・・お!やはりほとんどない!
ではどのくらいの大きさの幼魚まで白斑列はあるのか!?近くにいた2cmくらいと3cmくらいのヤツシハゼを見てみると・・・
どうやらヤツシハゼは全長3cmくらいから白斑列が不明瞭になり,4cmくらいになるとほとんどなくなるようですね。そして4cm未満=まだ体や鰭の発色がほとんどなく撮らない,4cm以上=発色しはじめてきて撮る・・・その結果3cm以下の幼魚の白斑列に気づかなかった,というわけでした(汗)。反省反省・・・ |