11月21日
晴れ時々曇り,北風弱い,最高気温20℃(朝の最低気温15℃)

やや湾奥
(波0.5mくらい,うねりごく浅場のみ少々,透明度:良い,水温:24℃,最深27m,ポイントリサーチ)

高気圧に覆われてよく晴れて穏やかな1日でした。

まず,スミゾメキヌハダウミウシがついたハゼを今シーズンはじめてみました。
スミゾメキヌハダウミウシが第1背鰭についたヒメダテハゼ
スミゾメキヌハダウミウシがついたハゼは毎年初冬に出始めるので「冬の使者」といった感じ。これ見ると「もう冬だあ〜」と思ってしまいます。


さて,話は変わりますが,昨年まではほとんど行かなかったのに今年はよく行ったな〜,というエリアの1つが「ヒロハサボテングサの藻場」。

ここによく通った理由(目的の生物)の1つがウミショウブハゼsp.。昨年までは1匹も見れなかったのに今年はヒロハサボテングサや近くのカイメン上にポツポツと付いていました。今日もまだまだ変わらずに見られていました。
ウミショウブハゼsp.
「日本のハゼ」ウミショウブハゼ属の1種-3

下画像のカイメンに付いている個体はほぼ完全に黄化してますね

黄化といえば,ここでは夏ころにフタホシタカノハハゼ幼魚の黄化が高密度で見られました。秋以降,成長に伴い大半の個体がノーマル色へ変わっていったので黄化は減りましたが,今もまだ少数ながら黄化個体も見られています。
フタホシタカノハハゼ黄化
他には,ここではじめて見たトンガリハゼ属の1種や,ヤツシハゼ通称ホホカギが他のエリアよりも浅い水深で見れるので,ゲストさんたちに粘って撮ってもらったりと,今年はここによく行きました♪(ハゼ以外でもセダカカワハギハタタテギンポなども出たなあ〜)・・・。

フォトデータのページで先週から「ポジで振り返る・amami-gobies 奄美大島のハゼたち 2008」という大げさなタイトルで(汗)今年のミニ総集編をやっているんですが,今日のログも「今年を振り返る」系になってしまいました(苦笑)。