8月28日
曇り時々にわか雨,北西風強い,最高気温30℃(最低気温27℃)

河口域
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:こことしても厳しい,水温:31℃,最深5m,ポイントリサーチ)

奄美近海に停滞気味の低気圧によって,ここ2日季節外れの北風が強く吹いています。

海は波,うなりとも大ですが,水温上昇気味の海にとっては,これで少し水温が下がりそうで,恵みの低気圧,的な面もありますが・・・そろそろ北風止んでほしいところです。

海が荒れていたこともあり,穏やかな河口域を見てきました。

ホホグロスジハゼのペアが7月12日以来久々に見れました。

7月24日などに見に行ったときはホホグロスジハゼのペアが見当たらず,「繁殖終わっていなくなったのかな〜残念」と思っていましたが,たまたま出ていなかっただけのようです。

7月12日に見たホホグロスジハゼ雌の求愛をまた撮りたい!としばしウォッチング♪

このペア,上画像では巣穴のまわりで見張り役をしているかのように写っていますが,実際にはちょこちょこ巣穴の周辺を移動しながらデトリタスを摂餌していて,とても見張り役に徹しているとは言い難いです
巣穴もテッポウエビもそっちのけで見張り役をやる気がないホホグロスジハゼのペア
テッポウエビもこのペアをあまり当てにしてなさそうです
ホホグロスジハゼも他のスジハゼのなかまと同じようにテッポウエビへの依存度が低いようですね。

さて,上画像のように雌雄とも摂餌で動き回っていて,求愛といった雰囲気ではなかったんですが,1回だけ雌が雄に接近した際に,雌が婚姻色を出してくれました!♪
ホホグロスジハゼ雌
お腹が白く,体は黒く,鰭は派手になった婚姻色
しかし,この体色の状態はすぐに終わってしまい,見る見る通常色に戻りました(下2画像)。
上画像の数秒後
さらに数秒後には通常色へ

7月12日には何度も求愛していましたが,今日は1回しか見れなかったということは,繁殖最盛期は過ぎて,そろそろ繁殖終了,という時期なのかもしれません。またチェックしに行ってきたいところです。