1月10日
晴れのち雨,南東風微弱一時無風,最高気温22℃

倉崎
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:良い,水温22℃,最深7m,ポイントリサーチ)

倉崎の冬場ポイントである南側を浅場限定で見てきました。

正直言って定番を確認できれば御の字と思っていましたが,意外な収穫が2つ3つ♪

まず1つは,コバンハゼ,ザ・コバンハゼです。
コバンハゼ
同一個体別カット
5年半ぶりで,やっと出たか〜といった感じ
ひょっとしたら普通種なのかもしれませんが(?),私の潜るところではほとんど縁がなく,このコバンハゼ(ザ・コバンハゼ)を見るのは何を隠そう5年半ぶり2度目です。

5年半前もやはり倉崎で見ましたが,その時はすぐに姿を消し撮れず仕舞いでした。今回が初撮影!♪

あとの収穫はトンガリハゼsp.2種

まず「フォトリスト」のトンガリハゼ属の1種3らしき方を見つけました。
たぶん「フォトリスト」のトンガリハゼ属の1種3と同種
(「日本のハゼ」のトンガリハゼ属の1種-1)
同一個体別カット・全長4cmくらい

この「フォトリスト」のトンガリハゼ属の1種3らしき個体は,見るのがこれで3度目とあまり見かけないハゼなのでまずまずの収穫だ♪と思っていたら,ここから40mくらい離れたところにもう1匹上画像と同種に見えたトンガリsp.が・・・
「フォトリスト」のトンガリハゼ属の1種3だと思って撮ったんですが・・・
同一個体別カット・全長5cmくらい

帰宅後,画像を見比べると上の2個体はどうも別種ぽく,後者の方(上画像)は「日本のハゼ」のトンガリハゼ属の1種-2のような気がします。「日本のハゼ」に特徴として書いてある「臀鰭先端に眼径大の白色斑」が何とか写ってますし。
上画像個体の臀鰭アップ
臀鰭先端に眼径大の白色斑列あり

「日本のハゼ」のトンガリハゼ属の1種-2だとするとお初ものだ!と思ったんですが,いままで撮ったトンガリハゼsp.の写真を見直してみたら,昨年1月23日に倉崎で撮った個体がどうも「日本のハゼ」のトンガリハゼ属の1種-2ぽいことに気づきました。
たぶん「日本のハゼ」のトンガリハゼ属の1種-2の幼魚
2007年1月23日ログより引用

今日見たトンガリハゼsp.2種はどちらも成魚ぽかったですが,第1背鰭棘が伸びていなかったのでどちらも雌のようです。背鰭棘が伸びる雄も見つけてみたいものです。