1月9日
快晴,南のち北西風微弱,最高気温22℃

まず年末のガイド中にゲストのnobさんが撮影されたワカケサラサハゼを探しに行ってきました。

「ワカケサラサ,ワカケサラサ・・」と唱えながらコースをたどっていくと,お!いたいた!♪
このワカケサラサハゼ,全長7cmくらいある大きな個体。

ここの比較的近くで,昨年9月に全長4cmくらいの個体を1度だけ見ていたので,nobさんが撮られた個体はひょっとするとその個体か?と思ったいましたが,大きさがだいぶ違うので別個体かもしれませんね。

倉崎ノコギリホシハゼ通称ツバメクサハゼに加えて,このワカケサラサハゼ,越冬するかどうか楽しみなハゼがまた1つ増えました。
ワカケサラサハゼ

その頭上を通るリボンスズメダイ(奥にはシルエットでスミゾメスズメダイ)


手広
(波0.5m以下,うねりやや大,透明度:まずまず,水温22℃,最深11m,ポイントリサーチ)

手広も久々に見てみました。

ここには,シマイソハゼsp.が以前はペアで居着いていましたが,今日はペアや成魚は見られなかったものの,幼魚がなんとか見れました。
シマイソハゼ属の1種・幼魚
(「日本のハゼ」のシマイソハゼ属の1種-1)
同一個体別カット

そこから50cmくらい離れたところにはシマイソハゼ(ザ・シマシソハゼ)もいました。
シマイソハゼ
奄美大島ではsp.よりもこちらの方が定番

定番といえば,ここの定番ハゼの1つベニハゼ(ザ・ベニハゼ)
ベニハゼ
腹部に少し白斑あり
典型的なベニハゼ(ザ・ベニハゼ)は腹部に白斑がない,ということになっていますが(下画像),当地のベニハゼ(ザ・ベニハゼ)には上画像の個体のように少し(1〜3個)腹部に白斑があるものもいます。
ベニハゼ
腹部に白斑のない2個体
フォトリストより引用の参考画像

フトスジイレズミハゼも見かけました。
全長1.5cmあるかないかのフトスジイレズミハゼ幼魚
↓別角度から撮ったら・・
後ろに倍以上の大きさのがもう1匹