11月21日
晴れ,北東風やや強い,最高気温19℃

倉崎ビーチ
(波1〜1.5mくらい,うねり浅場やや大,透明度:厳しめ,水温24℃,最深29m,ポイントリサーチ)

川のバイトが早めに終わったので,ちょっと倉崎に寄ってきました。

先週ノコギリホシハゼを見つけたところを再度探索。

残念ながら目新しい生き物は見つかりませんでしたが,今日もノコギリホシハゼが数個体見られました♪
ノコギリホシハゼ

周辺の同じようなところ(サンゴ下の砂泥地)で近似のマダラホシハゼも何匹か見ました。

ノコギリマダラ,このよく似たホシハゼ2種の見分けについては先日(11月16日)のログに書きましたが,今日再度ノコギリホシを見ながら,海中で一番わかりやすそうな見分けポイントは「虹彩背面の模様の差だな!」と気づきました。
ノコギリホシハゼ
(上画像と同じ個体)
虹彩背面側にラインなし
マダラホシハゼ
(昨年3月1日キッカサンゴ群落撮影)
虹彩背面側にライン2本(上画像↓↓
上画像のような虹彩背面側のラインの有無,「え!こんなわずかな違い,水中でわかるの〜(疑)」と言われちゃいそうですが・・・,確かにちょっと見辛いことは見辛いですが(汗),他の識別点はもっとわかり辛く,これが一番使えそうです。

この2種のホシハゼはどちらも警戒心が強く,すぐにサンゴ下の見えないところへ隠れようとしますが,この虹彩背面模様でなら後ろ姿でも結構わかったりします。今日撮った下の失敗画像も虹彩模様で判別できちゃいます!
サンゴ下に隠れようとしているこのハゼは・・・
虹彩背面側にラインがあるから・・・はい,マダラホシハゼですね!

ちなみにマダラホシハゼのこの虹彩背面側のライン,かなり小さい幼魚にもあるので,幼魚の見分けにも使えそうです。
マダラホシハゼ幼魚