7月9日
晴れ,南西風やや強い,最高気温35℃

キッカサンゴ群落
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:厳しい,水温:-5m以浅29℃,-5m〜-20m:28℃,最深26m,ダイブタイム100分くらい,ポイントリサーチ)

久々にキッカサンゴ群落を軽くリサーチ。

ここにリサーチで入るといつも迷うのは,定番コース(サツキの根→ヒトミシリ→深場→タレクチウミタケ→エリホシベニ→浅場へ)を周るか,あるいはいつも行っていない方で何か探すか・・・で,結局今日は定番コースへ。

定番コースを選んだ理由の1つはヒトミシリハゼ

これまでログで何度かヒトミシリハゼが産卵床を作っている様子を載せましたが(今年4月5日ログなど),実際に卵はまだ未確認。そろそろ卵,あるんじゃないかな〜??と行ってみると・・・

まずヒトミシリハゼは2匹とも,いつものように逆さホバリングで健在。
サンゴの上の方で浮いている個体
(たぶん雌)
サンゴの間で浮いている個体
(たぶん雄)

そして気になる産卵床を見てみると・・・お!黒っぽい粒々が!!
上右画像の個体と産卵床(白化サンゴ部分)
産卵床の黒っぽい粒々
拡大すると
やっぱり卵!♪
昨年GWに奄美大島ではじめて見たヒトミシリハゼ。今のところここ以外では見られず,ヒトミシリハゼは奄美大島ではかなり少ないようですが,越冬し,さらにやっぱり繁殖もしているんですね〜。