5月25日
快晴のち曇り夕方雨,南風やや強い,最高気温31℃

河川調査のバイト最終日は早く終わったのでキッカサンゴ群落を少しリサーチしました。

キッカサンゴ群落
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:こことしては良い,水温:浅場22〜23℃,深場21℃,最深26m,ダイブタイム90分くらい,ポイントリサーチ)

まずは深場の軟泥地。

通称ピンコホシノハゼが接近していたので撮影!♪
通称ピンコとホシノハゼ
両者とも一見地味ですが,体側の青い斑紋がなかなかキュートですね!

さて,浅場では季節ものの繁殖行動が継続中かをチェック。

まずはオヨギイソハゼ
オヨギイソハゼ
婚姻色の雄(中央)と抱卵雌
今年もやはり最盛期はGW頃だったようで,その頃に比べると先週,今日と繁殖行動が少し減っているようですが,上画像のように求愛やケンカする雄がまずまず見られました。


そしてサツキハゼ

GW半ばころから見られていたことですが,成魚の群れに幼魚が加わっています。
サツキハゼ
成魚と幼魚の群れ
これら幼魚は十中八九この根で生まれたもの。ここは湾奥の岸よりで,潮通しがあまりないので孵化後流されずに生まれたこの場所に居着いている様子。

そして,これら幼魚はここで成魚になり繁殖→その子孫もここで繁殖→そのまた子孫もここで繁殖,とここは極めてクローズドなサツキハゼのコロニー,ではないかと想像してます。

そしてそして,この場所に適した性質がどんどん濃縮して,ひょっとして「キッカサンゴサツキハゼ」なんて特殊な地域群に分化してたりして・・・なんてちょっと想像しすぎ?笑なことまで想像してます♪

さて,群れの中に婚姻色気味の雄や抱卵雌もいたのでサツキハゼもまだまだ繁殖中の様子でした。
サツキハゼ
婚姻色雄と抱卵雌↑↑↑