3月18日
曇り時々小雨,南のち北風弱い,最高気温18℃

倉崎ビーチ
(波:0.5m以下,うねり浅場やや大,透明度:やや厳しい,水温:21℃,最深18m,ダイブタイム105分くらい,ポイントリサーチ)

ここ3,4日,寒さは緩みましたが,天候の方はどんより続き。本格的春までもう少しといったところでしょうか。

長期帰省中Cさんは,天気イマイチにつき今日のダイビングはお休み。というわけで一人で倉崎をちょっとリサーチ。

しばらく入っていなかった南側を広くゆっくりまわるつもりだったんですが,エントリーしてすぐに大中小トリオのタツノハトコ(あるいはタツノハトコ)を見つけ,それらを撮るのに大半の時間を費やしてしまいました汗。

タツノハトコ(あるいはタツノハトコ)大中小

(後記:当初タツノハトコだと思っていましたが,後日研究者の方に
水中写真ではタツノハトコタツノハトコの区別はつき辛いと教えていただいたので
タツノハトコ(あるいはタツノハトコ)と訂正しました)

で,結局ハゼはトンガリハゼsp.を撮ったのみ苦笑。
トンガリハゼ属の1種
この個体は全長5cmくらい。たぶん成魚ではないでしょうか。トンガリハゼsp.の幼魚はしばしば見ますが,成魚はほとんど見ないです。

「ほとんど」というか,このトンガリハゼsp.の明らかな成魚はいままで1個体しか見たことがなく,それが下の画像の個体。
上画像と同種・全長7cmくらい
婚姻色かな?
2003年11月撮影
このように尾鰭などの斑紋がはっきりくっきり出るのが成魚の特徴だとばかり思っていました。

しかし今日見た地味な個体も成魚ぽいので,この濃い斑紋は婚姻色のような特別な状態の成魚なのかもしれない,と思いました。

う〜ん,いずれにしてもこのような濃い斑紋のトンガリハゼsp.,また見たいもんだなあ〜。