11月29日
雨時々曇り,北風やや強い,最高気温22℃

倉崎ビーチ
(波東側0.5〜1m,南側0.5m以下,うねり南側浅場少々,透明度:南側まずまず,水温:24〜23℃,最深20m,ダイブタイム110分くらい,ポイントリサーチ)

朝から雨が降ったり止んだりの天気でした。今日は一日家仕事,と思っていましたが,雨がちょっとでも止むと結局「ちょこっと行ってみるか」と思ってしまい倉崎へ(汗&笑)。

「海中は暗いだろうから砂地のハゼはダメそうなので,サンゴに付くハゼでも探すか!」としばらく入っていなかった南側へ。

で,サンゴではないんですがカイメンソウで収穫が!

カイメンソウをふと見ると,中にタイワンマトイシモチがいました!
タイワンマトイシモチ
ちなみにハゼではないです
河口近くの多少海藻のある泥底で何度か見たことがあるタイワンマトイシモチですが,倉崎で見るのははじめて。

このタイワンマトイシモチを撮っていると,小さな黒い影がさっとカイメンソウの枝間を移動しました。お!久々(10月2日以来)のウミショウブハゼsp.
ウミショウブハゼ属の1種
尾鰭と臀鰭の濃いオレンジがきれいです
前回見た時はカイメンソウの下の方に居て,撮るのが大変でしたが,今日は外側の枝に付いていて撮りやすかったです。たぶん海中が暗いので表側に出てきたんでしょうね。わざわざこんな天気に潜った甲斐があった!

ちなみに雌雄かどうかわかりませんが,2匹いました。
上から撮るとカイメンソウに溶け込んでわかり辛いので,2匹を一応矢印()で示しました。

もう少しわかりやすいところへ行かないかな〜と思っていたら,上画像右の個体()が10cmくらい移動(下画像)。
右の個体()は少し背面が透明でしたが(下画像右),これは雌雄差ではなく個体差でしょうかね。
左()の個体 右()の個体
卵でもあったらペアに違いない,と思い探しましたが見当たりませんでした。またそのうち卵がないか見に行ってみます。