7月2日
快晴,南西または南風やや強い,最高気温33℃

梅雨明け前後から2週間くらい晴天続きの奄美大島。今日も川の季節モノをチェックしに行ってきました。

ねらいはタメトモハゼタナゴモドキ。どちらも繁殖行動が見られる時期では?と思い,久々にそれらの居る川へ行ってみましたが・・・。

まずタメトモハゼ。いつものところにいることはいましたが,どれもノーマル色ばかり。でも,通常警戒心の強い(ハゼでトップクラス)ですが,今日はかなり寄らせてくれて撮りやすかったのはよかったです。主にポジで撮りましたが,ログ用にデジカメでも1枚撮影↓
タメトモハゼ(左:全身,右:顔アップ)
落ち葉の間で休息中?ちょっとまわりに擬態気味

車で移動してタナゴモドキのところへ。そこでは婚姻色や繁殖行動が見られるどころかタナゴモドキ自体1匹も見られませんでした(ガ〜ン)。昨年はここでは10数匹くらいのタナゴモドキが見られていたんですが,見られなくなると絶滅危惧種の儚さを感じますね。

しかしここで,はじめてみるハゼに会えたのは不幸中の幸いでした。それはミナミハゼ
ミナミハゼ幼魚
なんとも単純な和名がついていますが,実は奄美大島では数年に1度でるかどうかのレアモノなんですよね♪ うれしかったので別の2カットも載せときます。
第一背鰭のオレンジと黒斑がチャームポイントですかね
レッドデータブックの編集にかかわっているある方は,次に見直す際にはミナミハゼも「絶滅危惧種に入れるべきかも」と言っていました。きれいな川の砂泥にすむミナミハゼ。そんな環境が増えて,人間の生活環境も良くなり,ミナミハゼも増えて,全て丸くおさまると,いいんですけどね〜。