3月3日
曇りのち晴れ,北西風弱い,最高気温16℃

キッカサンゴ群落
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:こことしてはまずまず,-20m以深の方が良い,水温:19℃,ダイブタイム81分,最深26m,ポイントリサーチ)

今日も気温は上りませんでしたが,昼前から良く晴れ,やっぱ,お天とうさんが照るとだいぶ暖かく感じます。

昨日から風が治まり,湾奥はもう透明度は回復しているだろう→ならばハゼの出も良いかな?,とまたキッカサンゴ群落ポイントに泥ハゼ探しに行ってきました。

予想通り水はまずまずキレイでしたが,ここ数日の気温低下が効いて水温が再び19℃にダウン。

寒いとやっぱり泥ハゼの出悪いかな〜?&でも日が良く照ってて海中明るいし出てるかも?の半信半疑で深場へ。

-22,3mを越えたあたりからは,息を吐いても泥が舞い上がりそうな軟泥地。そこをしばらく泳ぐと!お,いたいた!デカイ・オニサルハゼ!!
オニサルハゼ・20cm級
ここではこれまでサルハゼを何匹か見ていますが,いままでは目があった瞬間に引っ込まれて,種類を確認できたのはこのオニサルがはじめて。他に何サルがいるのかこれからもチェックしに行きたいところです。

浅場では,水温が低下したにもかかわらず,お日様効果か?ようやく今年はじめてオヨギイソハゼの(少し)発色個体を見ました。
オヨギイソハゼ雄
鰭が薄っすら発色
このオヨギイソ雄鰭発色の近くでは,キンホシイソハゼ雄も発色し,まわりのオヨギイソハゼやアオイソモドキをかなり興奮状態で追い払っていました。こちらはポジで撮ったので写っていたら後日アップします。

イソハゼ類が活気付いてきて湾奥ガレ場は人知れず賑やかで,良い感じです(笑)。

3月24日追記:
キレイに撮れてませんが,ポジで撮ったキンホシイソハゼ雄の興奮発色個体のアップです。
キンホシイソハゼ雄
発色第1段階
腹鰭(),臀鰭,尾鰭の一部が青く発色

アオイソモドキ(マイ通称)などと同じように発色度合いは(少なくとも)2段階あるようです。
まず上画像のように体色はあまり変わらずに腹鰭()と臀鰭の一部が青く発色。

飛翔中&バック黒抜きの画像の方が腹鰭,臀鰭の発色がわかりやすいので,下に載せときます。
キンホシイソハゼ雄
発色第1段階
腹鰭,臀鰭,尾鰭の一部が青く発色

そしてさらに興奮した段階の発色では(たぶん)と思われたのが下の個体。
キンホシイソハゼ雄
発色第2段階
目の後方(と尾鰭斑点が濃くなっている
鰭の青い発色具合はあまり変わりませんが, 体色が全体的に濃い目で特に,目の後方に現われる黒斑(と濃い尾鰭斑点が特徴的のようです。

キンホシイソハゼ雄の発色個体,いつかきれいに撮りたいところです。