2月17日
曇り,北西風やや強い,最高気温16℃

土浜リーフ
(波,うねりほとんどなし,透明度:良い,水温:20℃,ダイブタイム41分,最深11m,ポイントリサーチ)

全国的に今週末は寒くなるようですが,奄美大島もやはり昨日までの暑さから一転,今日は気温があまり上がりませんでした。

風向きも北に変わったので12月18日ベニハゼsp.らしきアオギハゼ似のハゼを撮りに行ってきました。

湾奥から外海に面したリーフエッジ付近まで,ちょっとしたオーバーハング下でよく見るアオギハゼ。ここ土浜リーフでもやはり下画像のようにたくさん群れてます。
逆さで群れるアオギハゼ
オーバーハング下でよく見るお馴染みの光景
(写っているのは全部アオギハゼ)

このようなアオギハゼ群れの中からアオギハゼ似のベニハゼsp.(「日本のハゼ」のベニハゼ属の1種9)を探してみました。

探すポイントにしたのは,目から尾柄にかえての青いラインがないかまたはかなり薄い個体。5箇所ほどのリーフ下のオーバーハングを見てみました。

居たのはほとんど下画像のように明らかなアオギハゼ
アオギハゼ
その中で12月18日にCさんが撮ったところと別のところの2箇所で1匹ずつ青いラインが薄い個体がいました。↓
アオギハゼ似のベニハゼsp.? 体色薄めのアオギハゼ?
ちなみに上右画像の個体とアオギハゼが並んでいるところです↓
左sp.?
右はアオギハゼ(ピンボケですみません)

2つ上の画像の2個体,sp.アオギか?どうでしょうか?・・・ sp.の識別点として「日本のハゼ」に記述されている「体の半透明」や「太い赤色縦帯」がはっきりしていないような?・・・どちらかというとこの2個体は体色の薄いアオギハゼのような気がしますが・・・。明らかにsp.といえる個体を見つけたいところです。

2月19日追記:
体色薄めのアオギハゼ?かと思ったハゼ(2つ上の画像)について,ハゼ研究者TSさんとハゼに詳しいダイバーのYMさんからコメントをいただき,御二方とも「アオギハゼだと思います」とのことでした。アオギハゼということで一件落着。sp.をまた探しに行くぞ!