3月10日
快晴のち曇り,南東風やや強い,最高気温19℃

倉崎ビーチ
(波0.5mくらい(南側),うねりなし,一部流れやや強い,透明度:南全域イマイチ,水温:20℃(-25m以深は19℃),エントリー9時52分,ダイブタイム84分,最深27m,ポイントリサーチ)

今日も天気は良かったですが,ちょっと南風が強すぎて透明度⇔はダウン,残念。しかも流れもやや強かったです。倉崎の南エリア倉崎の中でも湾奥にありますが,比較的湾中央寄りに出ていて,水の通りの良さそうな開けた砂地もあるので,今日のような大潮の日は強めに流れることが結構あります。

さて,久々に南東斜面を見てきました。冬から春はかなり減ってしまう印象のイロワケガラスハゼが,ここの浅場では健在。
イロワケガラスハゼ

そして今日もまたまたお初のイソハゼが。それはアオイソハゼ。居そうで見つけられなかったハゼでようやく居たか!といった感じです。
アオイソハゼ

倉崎など笠利湾内にはアオイソハゼにそっくりなsp.(マイ通称アオイソモドキ)の方はたくさん居います。
イソハゼ属の1種
(マイ通称アオイソモドキ)
2004年6月2日ログより引用

両者の違いなんですが,「日本のハゼ」を全面的に参考にして識別点を挙げてみると・・・
@体背側にある小赤点は・・
背側に偏る
アオイソハゼ
偏らず全体にある
アオイソモドキ

A胸鰭上部より後ろにある脊柱上縁の白色縦列斑の数は・・
7個
アオイソハゼ
8個
アオイソモドキ

全長で2cmあるかないかのハゼですが,上の@Aは海中でも十分識別可能だったりします。アオイソモドキの方は笠利湾内で最も多いハゼの候補No.1ではないかと思うくらいたくさん居るんですが,その無数に居そうなモドキの中からモドキないのをようやくゲット!宝くじに当たったような気分かな〜。賞金はないけど「やっぱモドキでない方も居たか〜」とすっきりしました。