倉崎ビーチの深い砂泥地にあったイソギンチャク類周辺に見慣れないアカホシカクレエビ系のエビを発見!早速,「エビカニガイドブック1,2」などで有名な千葉県立中央博物館・海の博物館の奥野淳兒先生に画像などを見ていただいたところ,通称「辰ノ口型」と呼ばれているアカホシカクレエビ近似種と同定していただきました。 このエビ,これまで海外ではオーストラリア,台湾,国内では長崎(辰ノ口)など九州以北で見つかっていましたが,奄美や沖縄など琉球列島での発見例はなかったらしです。奥野先生によると「今後琉球列島の別の水域でも、泥場に大型イソギンチャクのあるダイビングポイントでは発見される可能性が高い」とのこと!皆さんも是非探してみてください。識別ポイントは・・・ @はさみ脚に紫の斑紋がある(下画像中→) A第3腹節の斑紋(下画像中←) 体に白く細い線が入るのも特徴見たいですが,水中ではほとんど見えません。 |