12月15日
晴れのち曇り,東風弱い,最高気温19℃(最低気温11℃),水温:湾内エリアやや湾奥23℃,深場22℃

4日ぶりに北風がおさまったのでMHGマイホームグランドの略へ。 気になるヤナギウミエラのなかま上で繁殖中のスジグロガラスハゼをメインで見てきました。 

先日12月11日に繁殖開始を確認できたものの,実は(その日のログには書きませんでしたが)ヤナギウミエラのなかま上には♂のみで,♀がいませんでした。 今日は,11日の卵はもう孵化した後だろうから,♀がいないってことは卵はもうないかもなあ〜,とオソルオソル見てみると・・・

お!次の卵がある!♪

卵の拡大

やはり11日の卵は孵化したようで

その後に産みつけられた新しい卵ですね



♀がいないのに卵があるのはなぜか?・・・



この近辺には下2画像のようにヤナギウミエラのなかまが生えています

A=産卵床があり♂のいるヤナギウミエラのなかま

B=Aから50cmくらい離れて生えているヤナギウミエラのなかま


C=A,Bから1.5mくらい離れて生えているヤナギウミエラのなかま



そして

BとCには産卵床がなく,スジグロガラスハゼが1匹ずついます
(上画像はBにいるスジグロガラスハゼ



これは想像で,実際に産卵時の様子を見てみないとわからないんですが,

BとCのどちらか(あるいは両方)のスジグロガラスハゼが♀で,

産卵時にAにやって来て産卵し,

産卵が終わると元のところ(BかC)へ戻る,

といったことが起っているのかもしれません。



まあでも

全長2cm程度のスジグロガラスハゼからしたら

50cmや1.5mの移動っていうのはかなり大冒険でしょうかね〜

産卵のたびにそんな無茶するかな〜?



産卵前後のシーンを是非見てみたいですね〜