8月26日
曇り時々雨,南東風弱い,最高気温28℃(最低気温26℃)

湾奥
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:こことしてはまずまず,水温:30℃,最深15m,ポイントリサーチ)

湾奥にあるキッカサンゴの群生地に大きなミズガメカイメンのなかまがあり,そこに棲みついているタレクチウミタケハゼを定期的によく見に行っていました。

無傷なころのミズガメカイメンのなかま
2006年10月撮影

ところがこのミズガメカイメンのなかま,今年の6月はじめに見に行ったところ,上部がえぐられたように大きく欠損していました。
一部大きく欠損してしまったミズガメカイメンのなかま
左画像は今日撮影
点線内が欠損してしまった部分
たぶんたまたま来た釣り船か何かのアンカーにやられたのだと思いますが,見た時は大ショックでした汗。

「これじゃタレクチウミタケハゼもいなくなっているだろうなあ〜」と思いつつ探すも,やはり1匹も見られず。

このままこのミズガメカイメンのなかまは死んでしまうのかも・・などと,その時は悲観的なことばかり浮かびました。

しかしそれから3カ月近く経ち,カイメンの白かった傷口は徐々に赤い正常な色に戻りました。どうやら治りつつあるようです。よかったあ〜。

そしてタレクチウミタケハゼも戻ってきました。棲み家のカイメンがえぐられた衝撃でどこかに隠れていたのが,落ち着くとともに戻っていたんでしょうね。よかったあ〜。
タレクチウミタケハゼも無事復活!
上下(たしか)別個体

リーフ
(波0.5m以下,うねりややありのちやや大,透明度:まずまずのち厳しい,水温:29〜30℃,最深15m,ポイントリサーチ)

リーフもチェックしてきました。

サンカクハゼの繁殖は,一昨年は9月,昨年は10月まで見られましたが,今年もまだまだ最盛期のようです。
卵を守るサンカクハゼと卵のアップ

リーフ定番系のうち,しばらく(何年も)ログに登場していないなあ〜,と思った下2種を撮ったのでアップします。
ヤマブキハゼとハタタテシノビハゼ