8月25日
快晴,北東風弱い,最高気温31℃(最低気温26℃)

やや湾奥
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:まずまず,水温:30℃,最深15m,ポイントリサーチ)

残暑,というよりまだまだ夏本番の暑さが続いています。

奄美大島は,まわりは海,陸には高い山,と雲が発生しやすい条件が整っているようで,夏は朝快晴!♪と思っても,だんだん雲が出てきて,昼頃にはざーっと「お天気雨」!というパターンが多いです。

今日は珍しく(週に1,2度の)「一日中快晴」だったので暑さもひとしお感じました。

さて,こういう好天好海況日の湾内浅場・砂礫地では共生ハゼが何かシデカシテくれそうで(ケンカとか求愛とか)!♪ 様子を見てきました。

砂礫地に着くと,まずは定番をチェック!
砂礫地の定番・ヒメオニハゼ
このヒメオニハゼ,第1背鰭棘2本がぐ〜んと伸びた雄ですが,雌に何かあったのか最近雄しか出ていません。

今日も雄だけなのを確認して立ち去ろうかと思いましたが,このヒメオニハゼハチマキダテハゼが接近していたので,しばしチェック♪

いつの間にか(数日のうちに)ハチマキダテハゼの巣穴がヒメオニハゼのすぐ(20cmくらい)隣に掘られていたのでした。
ヒメオニハゼのすぐ隣にハチマキダテハゼの巣穴が・・・
数日前にはこんな近くに巣穴はなかったはず
距離比較にイノンのクローズアップレンズ直径約7cmを置き撮ってみました

やはり好天好海況,ヒメオニハチマキ両者ともかなり活発な動きで,「どっちかがどっちかに近づいてケンカするかも!」としばらく見ていました。

が,上画像以上接近することはなく,ケンカもなし。時折ヒメクロイトハゼコブヌメリが両者に近づいていましたが,「また来たか」程度でほとんど無視していました(残念)。

そんな中,ちょっと「お!」と思ったのはハチマキダテハゼの忠実なエビ護衛!
ハチマキダテハゼとニシキテッポウエビ
上画像のようにこのハチマキダテハゼは巣穴の近くに居ることが多いんですが,エビの方はズンズン進んで私の手元近くまで来ます(汗,なぜか思わず引き気味になります笑)。

すると護衛するかのように,エビの横にぴったりハチマキくんも付いて来るのでした。えらいなあ〜。
巣穴からニシキテッポウエビ(ペア)が離れても付き添うハチマキくん
この忠実な護衛があるんで,巣穴が短期間でこんなに伸びるんですね〜,きっと。