6月12日
曇りのち雨,南東風強い,最高気温24℃

アシケブ
(波0.5m以下,うねり浅場あり,透明度:まずまず,水温:24℃,最深15m,ダイブタイム2本で2時間半くらい,ポイントリサーチ)

6月8日のログに載せた卵を守るサンカクハゼの様子を見に行ってきました。

翌9日のガイド時に見た感じでは卵に発眼などの変化はなかったですが,それから3日経ち,そろそろ良い感じに育っているのでは?♪ の予想通り,びっしり発眼卵になっていました。
卵(緑の部分)を守るサンカクハゼ
6月8日ログのと同じ個体
卵(緑の部分)のアップ
さらにアップ

ところが,よく見ると1.5メートルくらい離れたところにもう1個体卵を守るサンカクハゼがいました。
上画像とは別の
「卵(やはり緑の部分)を守るサンカクハゼ」
こっちの卵もやはりほぼ全部発眼卵。しかもより見易い&撮り易い位置にあるので,今日見つけた上画像のサンカクハゼと卵を観察&撮影することにしました。

時折胸鰭をパタパタと振り,卵に水を送っているようでしたが,卵全体にまんべんなく送れるよう1分おきくらいに居場所をずらしていました。
1分おきくらいに居場所をずらすサンカクハゼ

卵の状態からいって今晩,ハッチアウトの可能性が高そうだったので,一度上がり,ハッチアウト狙いで日没後に再度行ってみることにしました。

日没後約20分,再びサンカクハゼの産卵床へ到着。まず卵の様子をチェック,とコンデジで一枚撮影し,その画像をよく見ると・・・・お〜!なんと卵が半分以上ない!
日没約20分後青点内のみに卵
日没前に一度エキジットした際には緑の部分全体に卵がびっしりあったのに・・・日没前後の見ていなかった間にハッチアウトしてしまったのか??それとも捕食されたか??

どちらかはわかりませんが,とりあえず上画像青点内に残った発眼卵がハッチする可能性もあるので,しばしそばで待機。

1,2分に一度,かなり緩い光をそっと照らしてサンカクハゼと産卵床の様子をチェック。サンカクハゼは若干斑紋が濃い目になり,夜間色になっているようでしたが,ファンニングなどもせずに終始じっとしていました。
日没約1時間後・サンカクハゼ(夜間色)と卵
結局,日没2時間後くらいまで見ていましたが,青点内の発眼卵はハッチアウトせずに残ったまま。

青点内に残った発眼卵の明日の様子が気になるところ・・・つづく