2月13日
快晴,南東風やや強い,最高気温20℃

倉崎ビーチ
(波:0.5m以下,うねりほとんどなし,透明度:良い,水温:21℃,最深20m,ダイブタイム90分くらい,ポイントリサーチ)

強めの南東風+若潮,だったので「倉崎は濁り気味かな?」と思いましたが,ここ最近の好海況が尾を引いているようで今日も海中はきれいでした♪

さて,できれば成長過程を継続観察したいと思っている「マイ通称ハクセンフタイロサンゴハゼマルチリニアタスタイプらしき幼魚」を10日ぶりに見てきました。
マイ通称ハクセンフタイロサンゴハゼ
ゴビオドン・マルチリニアタス似yg,か?

2007年4月23日追記:フタイロサンゴハゼygかもしれません→ニュース
成長はゆっくりのようで,10日前と外見はまったく変わらず。しかし棲んでいるサンゴにだいぶ変化が・・・白化がだいぶ進んでしまいました。
このハゼの棲むサンゴ
全体が白化し瀕死の状態
左:今日撮影,右:1月25日撮影
このハゼを見つけた1月25日,このサンゴはすでに一部白化していましたが(上右画像),健全な部分(上右画像以外のところ)が多かったです。

ハクセンフタイロサンゴハゼは一部白化したサンゴが好きなようで,このようなサンゴ内で見ることが多いです。そして大抵,白化が進み→白化部分に苔やゴミが付き黒ずみ→全体が黒ずむとハクセンフタイロサンゴハゼはいなくなる,というパターンが多いです(ちなみに黒ずんだ死サンゴでは住人代わって,スジテコシオリエビハナグロイソハゼがよく見られます)。よってハクセンフタイロサンゴハゼを継続観察していくのは結構難しいです。

このサンゴもやはり白化が止らずに真っ白になってしまいました。

イチモンジコバンハゼ幼魚のサンゴが,このような真っ白・瀕死の状態から回復したことを以前にログ(今年1月9日ログ)で紹介しましたが,あんな復活劇があるといいんですが・・・。
この白化サンゴのイシガキカエルウオ
白化サンゴは一時的には良い撮影場所となるんですが・・・