10月27日
晴れ,北風弱い,最高気温26℃

インコポイント

(波,うねりなし,透明度:こことしてはまずまず,水温:水底27℃,最深2m,ダイブタイム約60分,ポイントリサーチ)

久々にインコポイントを見てきました。たまにかわったハゼ(スダレウロとかワカケサラサとか)が出るところですが,今日は目新しいものはなし。

でも,巣穴を掘る大きめ(全長15cmくらい)のインコがいたのでしばし観察。
プッハーと巣穴内の泥を吐き捨てるインコハゼ
同一個体別カット,以下の画像も全部同一個体
大きめの転石下にある巣穴内の泥を口に含んでは外に捨てる作業を何度も繰り返していました。サルハゼ類やクロイトハゼ類などと同じ掘り方ですね。

でもこのインコハゼの掘り方でちょっと変わっていたのは,1,2回掘る毎に巣穴から出て摂餌していたところ。
掘る毎に巣穴を出て・・→ 巣穴外の泥を食べる
1〜3回くらい泥を食べると急いで巣穴に戻り,また穴掘り。
リボンスズメダイが頭上を通過してもおかまいなし
巣穴内の泥と外の泥は一見同じように見えますが,巣穴内の泥にはインコハゼが好きなデトリタスが含まれていないので食べずに吐き捨てるんでしょうね。

で,おいしい外の泥を食べてるわけですが,なにも1回掘る毎に外に出て摂餌せずに,掘る方か食べる方にもうちょっと集中した方が効率いいんじゃないの?・・・と思ってしまいますが,ヒトにはわからないインコなりの理由がきっとあるんでしょうね。

ところで,このインコを見ていて気づいたんですが,インコハゼって臀鰭がきれいなんですね!
インコの臀鰭
あの臀鰭がいのちのアデオオモンハゼにも負けないくらいかな!?