7月21日
曇りのち晴れ,南西風弱い〜やや強い,最高気温34℃

倉崎ビーチ
(波0.5m以下,うねりほとんどなし,透明度:まずまず,水温:-5mまで30℃,それ以深29℃,ダイブタイム2時間15分くらい,最深15m,ポイントリサーチ)

このところ珍しく仕事続きだったので久々のログアップになってしまいました。

浅めの根をチェックしているとやや大きめで枝の短いミドリイシにヒトスジコバンハゼが見られました。
ヒトスジコバンハゼ2匹
どちらも全長1cmあるかないか
「去年の秋くらいから結構見るよなあ〜」と思いながらこのサンゴを見渡すと,お!4,5匹いやそれ以上か。いままで単独で見られたヒトスジコバンハゼですが,1つのサンゴに複数匹いるのを見たのは初めてです。

たくさんいるなら黒化もいるかな?とちょっと探すと,黒化も同じサンゴに同居してました。
ヒトスジコバンハゼ黒化
左画像個体全長1cmあるかないか,右2匹とも1.5cmくらい
6月24日ログにも書きましたが,ヒトスジコバンハゼは実はムジコバンハゼの幼魚ではないか??との説もあるようです。上右画像の真っ黒個体がムジコバンハゼに見えなくもないけど・・・,今後も観察したいところです。

ところでこのサンゴにはコバンハゼ属の1種,ゴビオドンプロリサスの小さい個体も見られました。
イシガキカエルウオとコバンハゼsp.(ゴビオドンプロリサス)
ゴビオドンプロリサスは,枝奥から出ないヒトスジコバンハゼに比べたら,枝先まで出てくれるので見やすい撮りやすい方ですが,サンゴの上を誰に気兼ねすることなく行き来するイシガキカエルウオを見ていると「これくらいサンゴの上に居てくれたら観察しやすいんだけどなあ〜」と思ってしまいます(笑)。