5月25日
快晴,南東風弱い,最高気温28℃

倉崎ビーチ
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:イマイチのちまずまず,水温:26℃,ダイブタイム75分,最深18m,ポイントリサーチ)

明日からのゲストのリクエストをチェックしにいってきました。

ハゼのリクエストはパンダダルマハゼ。倉崎のパンダは,ガイド中によくご紹介していたところが2箇所ほどあったんですが,どちらも最近居なくなったor見辛くなってしまいました。

そういえば最近,例のマイ通称・ハクセンフタイロサンゴハゼの関係で,ミドリイシはよく見ていたんですが,パンダの棲む(ハクセンフタイロは棲まない)ハナヤサイサンゴのチェックはおろそかになってました。

広く浅くまわりながらハナヤサイサンゴパンダをリサーチ。途中,背鰭の割れたクサハゼがいました。
クサハゼ
背鰭が・・
海外では背鰭棘が分岐したクサハゼ近似種がいるようですが,遠目にこのクサハゼを見つけて「まさかなあ〜」と寄ってみると,やはりクサハゼ近似種ではなく,背鰭が裂けてしまったクサハゼ雄のようです。痛々しい〜。

さて,パンダはというと新たなところは1箇所しか見つかりませんでした。しかしペアで見られ,行動パターンを見ると繁殖がはじまっているようでした。
パンダダルマハゼのペア
たぶん左が雌,右が雄
左個体(雌)のアップ
上左画像の右に写っているパンダは,ほとんどそこから動かず,たまにファンニング(卵に新鮮な水を送る行動)らしきところが見られたので,たぶん卵保護中の雄ではないでしょうか。

卵を確認したかったんですが,サンゴの一番奥に産み付けているようで,残念ながら確認できず。昨年観察していたペアは卵が見やすく観察しやすかったんですが(2005年6月21日ログ),ここのは観察が難しそうです(残念)。